Sunday San Francisco

月曜からのセキュリティ関連のカンファレンスに参加するために、サンフランシスコに来ています。日曜の午後3:40のノースウェスト航空で成田を出て、日曜の朝7:50にサンフランシスコ着。いつも思うけど、アメリカにくる時はタイムトリップしたような錯覚があり、ちょっと不思議。もちろん、帰りに1日調整になるからプラマイゼロなんだけど。

フライトはノースウェストで、エアバスのA330という飛行機。結構新しい機種なのか、オンデマンドビデオの映画システムがあり、日本では現在公開中や、一部未公開の最新映画から、ちょっと古めのもの、インディペンデント系までいろいろチョイスできる。おかげで8時間くらいのフライトなら、ちょっと本を読んで映画を観て、合間に眠ってるうちに目的地に着くので、ずいぶん気楽なものです。
ちなみに土曜日に11人制のサッカーをしたので、飛行機の中で軽く脚がつり、隣の人に怪訝な顔をされた。でも、サッカーをした翌日は、体がだいぶ軽く感じるんですよ。これで、毎日プレーできたら、メチャメチャ体調が良くなるんだろうな。

宿泊先は、Market Streetと7th Streetの交差点にあるRenoir Hotel。HIS経由で予約したんだけど、ホテル自身のHPで直接予約するよりも、安かった。でも、このエリアはあまり治安が良くなさそうだ。路上は散らかり気味でところどころ良くないにおいがするし、歩いている人の身なりも良くないし、いろんなとこから怒鳴り声のような大声が聞こえる。知り合いから、4th Streetを超えると治安が悪くなると聞いてたけど、確かに。暗くなったら、歩くときは気を付けよう。

サンフランシスコは、友達の女の子が昔hold upに遭ったこともあり、場所によってはかなり治安が良くないようだ。彼女は、たんこぶだけで済んだようだけど、決して他人事ではない。だから、こうした場所に来たら自分の警戒レベルを上げて、周囲の状況に絶えず注意を配るようにしなきゃ。LAも決して安全じゃないけど、基本的に車だからそれほど危険を感じたことはない。また、アメリカといっても田舎に行けば非常に安全で、車に平気で鍵を付けたまま家の前に路上駐車しているような街もある。
いずれにせよ、一歩日本を出れば日本とは全く異なる世界があるし、そこでは自分が「ガイジン」なんだと、海外に出かけるたびに思い知らされます。自分がガイジンだから、こちらから現地のビジネススタイルや慣習に合わせるのが当たり前だし、それにはかなりの労力を要する。でも、そのプロセスで四苦八苦しながらいろんなアイデアを出し、かつ冷や汗をかきながら実行していくのは、とても好奇心を刺激されます。これが、新しいことに取り組もうとするエネルギーを生み出してくれるんでしょう。海外出張は、いつもタイトだけど、その分の見返りもあります。

昼間は、脚をほぐすのを兼ねてPier39まで散策。刑務所で有名なアルカトラズ島や、トドの昼寝をながめて、ちょっと息抜きです。それにしても、暖かい・・・