Clear and present crisis –今そこにある危機―

と、昨日の深夜、MSメッセンジャーにサインインしたら、留学時代のベネズエラ人クラスメートとチャットする機会がありました。なんでも、ベネズエラの政情が不安なので、エクアドルでの就職を考えているとのこと。こうした話から、改めて日本以外の国の現実というものを、生々しく考えさせられました。
現在、大きな話題になっている紛争といえばやはりイスラエルレバノン爆撃だけど、ほかにもアフリカや南米などでは日々紛争が起こっているし、イギリスなどでもテロ未遂がありました。また、2年前にニューヨークに行ったときは、ワールドトレードセンター跡地のグランドゼロに寄りましたが、いまだにぼっこりと穴の空いた地面の周囲は鉄柵で囲われ、その周囲には花束が絶えることがありません。こうした話は、日本にいるとついついニュースの中での出来事と考えてしまいがちですが、周囲の人間の置かれた立場や、自分の目で見た冷徹な現実から、決して他人事ではないこと、“Clear and present crisis –今そこにある危機”であることを、改めて思い起こします。だからこそ、やっぱり平和ってありがたいし、日本はまずアジア諸国と友好的な関係を構築することに腐心するべきだと思います。(小泉首相〜、わざわざ他の国を刺激するようなことするなよ。靖国参拝には、中韓だけでなくほかのアジア諸国だって不快感を抱いているし、昭和天皇だって望んでなかったんだから。)

石崎 浩之
国際ビジネスコンサルタントhttp://www.brainstormww.com/