ビジネスモデルより社長だよ!!

この3人の中で盛り上がった話は、「やっぱり会社は社長の人柄で90%決まるよね」ということ。自分も仕事柄、いろんな会社を外からみる機会があるし、数多くの社長にあっているけど、100人前後の規模であれば、ビジネスモデルが云々というより社長の人間性のほうが重要度が高い。ようは、セコイ社長は自分がピッチャーで4番で監督でオーナーという呪縛から抜けられないから、優秀な部下を信頼して重要なポジションを任せることができない。だから、積極的で独立心の高い人材は辞めて他社に行ってしまう。
でもって、今後はさらに人材の流動化とネットワーキング化が進む。ここで起こる動き(自分たちで起こしていきたい動きでもある)は、いい人材がいたら「ウチ来てよ!!」とどんどん引っ張り込んでしまう、というヘッドハンティング的採用。もはやいまの時代、いい人材だったら仕事を辞めて求職中なんてことはほとんどない。だったら、今他で働いてる優秀な人をスカウトしちゃえ、ということ。これは私も間接的に携わったことがあるが、優秀な人ほど自分の現状に危機感を抱いているから、そうした話があると相手方も意外なほどにポジティブに反応し、話がトントン拍子で進むことも多々ある。