世界中の街でフツーに使えるドル

さて、Marcoたちとのディナーのときのトピックス。彼はビジネスでいろんな国に出張してて、最近はモスクワに行って来たとのこと。ロシアは、共産主義崩壊後に私財の蓄積が進み、ものすごいリッチな層が生まれ、モスクワの街はヨーロッパの超一流ブランドショップやレストランが立ち並んでいるそうだ。アメリカのマーサー・ヒューマン・リソースコンサルティングの2006年の世界生計費調査結果によれば、生計費が最も高い都市はモスクワなのだが(ちなみに2位はソウル、前年1位の東京は3位だった)、彼のコメントからも実情が間接的に裏付けられた。(あと、サッカー好きはみんな知ってる石油富豪アブラモビッチは、その有り余る金に物を言わせて、イギリス・プレミアリーグのサッカーチーム・チェルシーを丸ごと買収し、有名選手をバンバン買い取って2005−2006シーズンのリーグ優勝を買い取った、いや勝ち取ったのだった。)
でもってNickyとの会話。
石崎:「モスクワって、ドルで買い物できる?」
Nicky:「うん、全くオッケー。大抵のショップで、クレジットカードもドルも受け付けてくれるよ。」
石崎:「ストリートの露店などはどう?」
Nicky:「全く問題なし。フツーに使えるよ。」
だそうだ。この話は、1990年代半ばにロシアに行った知り合いの女性が、そこらへんの出店でロシア帽を買ったときも、ドルのキャッシュでOKだったとのこと。やはりドルは、名実ともに世界の基軸通貨なのだ。
このように、ドルはもともとかなりの数の国でそのまま使えることがあるし、そうでなくても、街中に数多くある両替所で簡単に現地通貨に両替できる。大抵の場合日本円でも両替できるけど、ドルのほうが円よりも換算レートがいい場合が結構ある。たとえば、バリに行ったときそうだったように覚えている。だから、アメリカドルはいつも500ドルくらい手元に置いておき、どこに行くときもひとまず持っていくことにしてます。