彼らのやる気に、自分たちも負けないように・・・

そう考えると、彼らのやる気の源が垣間見えたような気がします。前回も書きましたが、台湾の街並みは概して古い建物が多く、また車やバイクも、全体的に見れば新車の割合は多くありません。それに対して、いい車に乗ってる人はベンツ、BMW、レクサスを颯爽と乗りこなす。つまり、頑張ればそれだけリッチになれる。しかも、日本円では1万円の収入が、2万円から2.5万円の価値に相当するわけだから、そのぶんのやる気も2倍〜2.5倍なのでしょう。また逆も真なりで、スピード競争の激しいIT製品において、発売のタイミングが遅くなったり、販売予測を誤ったりして、売れ残り在庫が出てしまうと、無駄になるお金も2倍〜2.5倍の影響を及ぼすことになる訳ですよね。そのインパクトを考えると、少しでも他社より早くいい製品を市場に投入しようというのは、ビジネスの絶対条件なのでしょう。そうした彼らを見ていると、自分たちも負けないようにスピードアップしていかなきゃという気持ちが、改めて湧いてきたように感じます。
そういった意味では、刺激的なGWだったかもしれません。