「仕事が出来るかどうかは、年齢・性別・人種に全く関係がない」

わたしゃ常々口に出して言ってますが、「仕事が出来るかどうかは、年齢・性別・人種に全く関係がない」と思います。特にアメリカに行くと身に染みて感じますね。留学時代、中国・韓国、東南アジア、南米、そしてヨーロッパといろんな国の人たちがいましたが、みなそれはそれは収集でした。ちょっと変な言い方ですが、ビジネススクールのようなメチャクチャ金のかかる(例:学費だけで軽く5〜600万)もののために留学してくるのは、やはり各国でも相当優秀な人たちで、逆に言えばそこそこ程度の水準でも留学できるのは日本人ぐらいなもんです。だから私は、もともと国内にいるときでも自分を優秀だと思ったことはありませんが、留学したらさらに「オレって凡人」と実感しましたね。でもって、そんなクラスメートたちも、優秀な奴ほど全然気取ったり鼻にかけたりするところがない。むしろ、一緒に成功するために協力し合おう、という姿勢の人たちも多かったですね。それも、年齢や性別にまったく関係なしにです。
具体例を出すと、私のブログで時々出てくるアナ・マリア。彼女はブラジル人でボクより3歳くらい年下なんだけど、5〜6国語を話し、元メリルリンチで数次にも強く、マーケティングや戦略立案も秀でてて、かつクリエイティブな発想も出来る。でもって、性格も温厚で人付き合いもいい。(といいつつ、在学中にプロジェクトを一緒にやってるときは結構意見が衝突してケンカになったんだけど、逆にそれで仲が深まりいまだに付き合ってる)。彼女はクラスの中でもハイレベルなほうだったけど、要はそんな優秀な女性って日本の外ではバンバン活躍してるわけですね。決して、アメリカのライス国務長官や、HPの元CEOのカーリー・フィオリーナばかりじゃないんです。